takizaki的評価 ★★★★☆
2027年、戦争の影響で人類に子供が生まれなくなってしまった近未来。
イギリスは鎖国を続け、唯一文化・生活を維持する一方、不法入国者の取締を強化、
人類の終焉に向けて、ある意味無機質な日々が過ぎています。
活動家だった主人公セスは、かつての仲間ジュリアンから、ある少女を入国させて
ほしいと頼まれます。その少女は、大きな秘密を抱えていたのです。
いろんな状況での、愛の形が見えてきます。
そんな中で、セスのよき理解者である元写真家ジャスパーの人柄と愛の形が
takizaki的ツボでした。
舞台がイギリスという点が、物語に説得力を与えていたと思います。
これがアメリカだったら、とっても胡散臭く見えてしまったろうなぁ…。